昔(ネットがまだ普及してなかった頃とか)と今で比較できるわけじゃないんで完全に直感ですが、結論から言うと上位層は変わらないか上がってる、中位層は変わらないか下がってる、下位層は下がってる、平均・中央値は少し下がってると思います。
一旦この類の話でよく言われる少子化や理物の人気低下とかの話は後にして、まず個人単位での話をします。
インターネットや生成AIが使えて便利な時代になった反面、スマホとかゲームとかの娯楽の発達によってそちらに関心や時間を取られて勉強時間は減ってることは間違い無いです。
つまり個人レベルで見た時代間での学生の学力比較(つまり同じ人が昔に生まれた場合と現代に生まれた場合)というのは結局「技術の発達による効率化」vs「誘惑の増加による勉強時間や集中力の低下」のせめぎ合いなわけです。
理物の中でも優秀な人たちの実態を知らないのであまり適当なことは言えないのですが、多分いつの時代にも四六時中勉強してる超人は一定数いるんでしょう。そういう人は誘惑とか多分そういう概念がないので、時代による恩恵だけを受けるわけです。
昔なら本読んで分からなかったら行き止まり、だったところを今はネットにいくらでも解説記事が転がってるし生成AIもあります。あと最近の本の著者は所謂古典的名著とかを読んだ上で本書いてるわけで、昔よりいい本がたくさんあります。
真ん中くらいの人(これでも一般的に見れば超優秀なんでしょうが)はまあ誘惑と恩恵が五分五分なんですかね。
そして理物の中であまりできる方でない人たちは多分誘惑の方が勝ってるんでしょう。というかだから下位層なんでしょう。
ここまでの話だと、「上位層は上がってる、中位層は変わらない、下位層は下がってる」という結論になりますが、ここに少子化・理物の人気低下に影響を加算しなければなりません。
そもそも少子化の影響で昔より東大生の世代間での傑出度も下がってる上に、東大内での理物人気も低下しています。これにより先ほどの結論に集団全体にデバフがかかります。
よって最初に言ったとおり、
「上位層は変わらないか上がってる、中位層は変わらないか下がってる、下位層は下がってる、平均・中央値は少し下がってる」
という結論になるわけです。
演習とか実験とかで、超基本的なはずの事柄がみんな分かってなさ過ぎて東大でこれなら他の大学とかどうなってんだ? とか思うときあります。
昔の子と現代の子で勉強時間が同じなら間違いなく今の子達が圧勝するはずなので、学力低下とか世間で叫ばれてるってことは勉強時間がめっちゃ減ってるってことでしょうかね。Short動画は罪深いですね。
実験レポートがつまらなすぎてぼーっとしてたらふと思い付いたので書きました。理物のレベル低下に最も寄与してるのはお前なんだからこんなことしてないで勉強しろって感じですが、後から見返した時に昔の自分が何を思ってたか残しておくとなんかいいことあるかなと思って書き留めておきます。

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